クッカー以外は100円ショップに売っている物で自動炊飯をします。
自動炊飯とは、事前の吸水と事後の蒸らしは必要ですが、火加減の調節や消火をしなくとも、火にかけて放置しておけば簡単にご飯が炊き上がるという炊飯方法です。
準備
準備したものは以下のとおりです。
・固形燃料 30g
・五徳
・アルミ・パウンドケーキ型 サイズL ・・・ 風防に
・(ステンレスの小皿) ・・・ 固形燃料の受け皿に
・お米(無洗米) 1合
・水 200cc
固形燃料、五徳、アルミ・パウンドケーキ型(以下「ケーキ型」といいます。)は、100円ショップで買えます。
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固形燃料の燃焼時間は、30gで20〜25分で、1合を炊くにはちょうどいいです。
五徳はセリアやダイソーで売られています。なお、この五徳はアルコールバーナー用として売られていますが、固形燃料にも使えます。この五徳は3枚の薄い金属板からできていて、使う際には金属板を組み合わせて組み立てます。写真はセリアの五徳です。
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テーブルの上に直接固形燃料を置くのは少しためらわれたのでステンレスの小皿を使いましたが、アルミ箔カップ付きの固形燃料の場合にはテーブルは汚れないので小皿はなくても構いません。使う場合には、この小皿の上に固形燃料を置きます。この小皿も100円ショップで売っています。
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なお、固形燃料は燃え残りが残るので、アルミ箔カップが付いていないタイプの固形燃料の場合には、小皿、アルミカップ、アルミ箔など何かを敷いて使うことをオススメします。
風防の作り方
ケーキ型で風防を作っていきます。ケーキ型のサイズはLサイズです。
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① ケーキ型を裏返します。
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② ハサミで底の部分を切り取ります。
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③ 五徳の形に合わせれば完成です。
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ただ、切り取った縁の部分が危険(手を切りそうになる)なのでご注意ください。気休めかもしれませんが、私は切り取った縁の部分を少しだけ内側に折り込みました。
見栄えは良くないですが、折りたためばコンパクトになり、持ち運びも便利です。
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吸水
実際の炊飯の方をやっていきます。
まず、お米(無洗米)1合と水200ccをクッカーに入れて、お米に吸水させます。ご飯に芯が残らないのようにしっかり吸水させた方がいいです。夏なら30分、冬なら1時間が目安です。
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ちなみに、今回使ったクッカーはトランギアのメスティンです。そして、クッキングシートでいわゆる「メスティン折り」を作って、メスティン の中に敷いています。これで焦げ付きを防ぎます。「メスティン折り」の詳細については、検索してみてください。
トランギアのメスティンは、日本では1,760円(税込)でイワタニから販売されています。ただ、最近は品薄なようでいろいろな業者から高値で売られていることもありますが、少し待てば入荷されて定価で買うことができます。
炊飯
吸水が終わった後、小皿の中に置いた固形燃料にライターで着火し、その上に、お米を入れたクッカーを置きます。ちなみに、クッカーの上にレトルトカレーを置いて同時に温めることもできます。
後は、火が消えるまで放置するだけ。
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蒸らし
火が消えたら、蒸らします。蒸らし時間は15分くらいです。本来は、クッカーをタオルなどで包んで冷めないようするのですが、夏だったので、タオルなどで包むことはせず、また五徳からも下ろさずにそのまま放置して蒸らしました。結局、固形燃料に着火してから40分(加熱25分+蒸らし15分)ほど放置していたことになります。
炊き上がり
蒸らし終われば、完成です。蒸らしが終わってもクッカーはまだ熱いので、取手のついていない蓋を開ける際には、手袋を使った方がいいです。
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「メスティン 折り」を敷いていれば、メスティン から、「メスティン折り」ごとご飯を取り出せます。
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「メスティン折り」を敷いていれば、以下の写真のとおり、メスティンは焦げ付きません。
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メスティン 以外のクッカーでもできます。ただし、蓋が軽いようなら、その辺りの石などの重石(おもし)を載せましょう。
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本当に簡単です。私は失敗したことがありません。
外で炊飯したご飯の味は格別ですよ。
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