バックパックキャンプでコット コットワン コンバーチブル

バックパックキャンプ
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コットワンを購入

 以上の経緯コットワンを購入しました。

収納時:大きいし、軽くはないが、持っていく

 当然ですが、収納サイズはDESERT WALKERのコット(以下、「DWコット」といいます。)より大きいです。

 収納状態を見た最初の印象は、大きいし、軽くはないが、ザック(バックパック)の外側に付けるので持って行けるだろうというものでした。というか、購入した以上、意地でも持って行きます。

 で、実際にキャンプにも持って行きました。荷物の容量もそれなりに減らせて、ザック(バックパック)にも余裕があったので、コットワンを雨蓋とザック本体とで挟む形にして持って行きました。重量は15kg余りでしたが、移動中はほとんど電車やバスに乗っているだけで、ザックを担いで歩くことはほとんどなかったこともあって、特段、負担になることはありませんでした。

 テントはGeerTopのLibraというテントで、フロアが210x125cm、高さが100cmですが、コットワン(190x68x16cm)をテントの前に置いてみると、コットワンが大きいことがよくわかります。しかし、キャンプ場に持って来てしまえば、この大きさが逆に頼もしいですね。

 テントの中に置くとこんな感じです。ギリギリではありませんが、余裕があるわけでもありません。LibraはポールがY字型で、ポールがX型のテントよりも壁の迫り具合が大きいため、コットワンが入るかどうかやや心配でしたが、無事に入ってよかったです。

 また、幸いにも(?)、Libraの出入口は短辺側にあるので、外で組み立てたコットワンをスムーズにテントの中に入れることができました。もし、長辺側に出入口のあるテントだったら、テントの中でコットワンを組み立てる必要が出てくるかもしれません。

組立:フレームがしっかりしている

 組み立ててみると、とにかくフレームが太くてしっかりしています。ちょっとやそっとでは曲がりそうにありません。

 また、ベースフレーム(脚部分)のサイドフレームへの取り付けには、てこの原理が用いられており、簡単にしっかりと取り付けられるようになっています。また、ベースフレーム(脚部分)のアームがサイドフレームにハマるとカチッとロックされる音がして、なんとなく達成感を感じます。

 ただ、ベッドシートのスリーブが広くて、逆にサイドフレームを挿入するのに若干手間取りました。途中の穴(ベースフレームを取り付ける部分)からサイドフレームが出てしまいやすいです。

寝心地:抜群の安定感、フレームもたわまない

 寝心地もしっかりしています。肘の置き所も(今のところは)気になりません。ちなみに、横幅を実測したところ、約67cmでした。

 沈み込みはもちろんありますが、フレームがたわむことはありません。さすがDAC社製のフレームです。

 上に乗って前後に体を揺らしてみても、足が外れることもありません。DWコットでは安定感がそこまでなかっため、慎重に座るようにしていました。しかし、コットワン抜群の安定感があり安心です。あえて気を遣うことなく、ある意味雑に、座ったり、寝転んだり、身をよじったり、いろいろと体を動かしてみましたが、コットワンは動じませんね。

 余りに快適だったため、日中は木陰にコットワンを出して、横になって涼んでいました。

フロアを傷めるので何かを挟む

 コットはその特性上、脚部分に全荷重がかかりますDWコットは脚が4本あったので、荷重が8箇所に分散されていましたが、コットワンは脚が3本なので、荷重の分散先が6箇所となり、1箇所あたりにかかる荷重がDWコットよりも大きいことになります。

 そのため、コットワンのフロアに対するダメージはDWコットよりも大きくなります。実際に、コットワンを河原のテントサイトで1回使っただけで、コットの脚が当たっていたフロアの部分に目に見えてダメージがありました。

 コットを使用する際には、脚とフロアとの間に段ボールやゴムなどを挟んで少しでも荷重を分散させた方が良いです。

 私は、セリアの防災グッズの「防振粘着マット 約50x50x5mm 2枚入り 透明タイプ」を3組購入して、コットワンの脚の裏に布テープ(ニチバン 布テープ コンパル 50mm×10m巻)で固定していますが、この「防振粘着マット」は柔らかいため、何回か使うと裂けてしまい、交換する必要が出てきます。

コットワンの組立・分解の時の注意点

ベースフレーム(脚部分)の向きは「上側に山なり」

 ベースフレーム(脚部分)を組み立てる際には、真ん中の長いフレームの向きに注意してください。上側に山なりになるように組み立てます。

 下の写真は、向きを間違えて組み立てたベースフレーム(脚部分)です。

 向きを間違えると、ベースフレーム(脚部分)をサイドフレームに取り付けることができません。向きに注意するのは当然のようにも思えますが、慌てていると向きを間違えていることになかなか気づかないこともあります。

「アームのレバーを押し込みつつ」ロックを解除

 ベースフレーム(脚部分)を取り外す場合には、アームのレバーに体重をかけて押し込むと、ロック解除のボタンをスムーズに押し込むことができます。このことは取扱説明書に記載してありますが、アームのレバーを押し込まないと、ロックが固くてなかなかボタンを押し込めないです。これも、慌てていると気づかないことがあります。

まとめ

 コットワンは、確かに収納サイズが大きいですが、どうせバックパックの外側に付けるのだから許容範囲です。確かに重いですが、この安定感、安心感、快適さには代えられません(と今は思っています。)。

 DWコットは軽量化を1番の目的としており、コットワン コンバーチブルと比較するのは適切ではなかったかもしれません。比較するならライトコットなのでしょう。

 しかし、それにしても、コットワン コンバーチブルの安定性には驚きました。さすがHelinoxです 。

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