ヘリノックス チェアゼロ

バックパックキャンプ
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チェアワン似のチェアが壊れた

 私は、当初、非ヘリノックスの安価なチェアワン似のチェアを使っていたのですが、5、6回キャンプで使ったら壊れてしまいました。具体的には、フレームを差し込むシートの部分が破れてしまったのです。確かに一番荷重のかかるところではあるので、その部分が最初に壊れる(破れる)のはわかるのですが、いくら安価とは言え、さすがに5、6回使っただけで壊れる(破れる)のはちょっといかがなものかと思います。

 そのため、今度は丈夫なチェアにしようとヘリノックスのチェアを購入することにしました。

 ヘリノックスのチェアもいろいろありますが、私の場合、徒歩・電車でバックパックキャンプに行くスタイルであるにもかかわらず、およそバックパックキャンパーは使わないであろうコットワン コンバーチブルというコット(【収納サイズ】54x16x16cm、【重量】2.32kg)を愛用しているので、少しでも軽くてコンパクトなチェアにしようと考えて、チェアゼロを購入しました。

チェアゼロを使ってみて

とにかく軽いしコンパクト

チェアゼロ
【サイズ】幅52x奥行き48x高さ64cm
【収納サイズ】35x10x10cm
【重量】490g(スタッフバッグ込みで510g)
【価格】12,000円(+税)

 上記のカタログスペックのとおり、チェアゼロはとにかく軽いし、コンパクトですね。

 まず、重量はチェアワンの半分です。

 収納サイズは、カタログスペック上、チェアワンは35x10x12cmのところ、チェアゼロは35x10x10cmであまり変わらないように思えますが、実際バックパックに詰めてみると、体感的にはチェアゼロの方が圧倒的に場所を取りません(実際の比較対象は非ヘリノックスの安価なチェアワン似のチェアです。)。

フレームの向きが固定されており組み立てやすい

 チェアワン似のチェアと比較して、チェアゼロの組み立てに際して便利な点は、フレームの向きが固定されている、という点です。水平となるフレームを軸にして左右のジョイント部分が別々に回転してしまったりせず、左右の対となるフレームが同じ方向を向いているので、フレームをシートにはめ込むのが地味にやりやすいです。

座り心地はよく言えば柔らかい

 店舗でチェアワンチェアゼロと座り比べたことがあって、その時の感想は、チェアゼロは、フレームが細いためか、座り心地が柔らかく(もっと有り体にいうとグニャグニャする)、チェアワンの方が、しっかりと体を保持してくれている座り心地で、私好みではありました。

 そして、実際にキャンプで長時間使ってみての感想としては、やはりグニャグニャするが想定よりも悪くない、です。

 では、ヘリノックスのチェアゼロは、非ヘリノックスの安価なチェアワン似のチェアよりも格段に座り心地が良いのかといわれると、チェア自体の座り心地は大きく変わらないように思いますが、次で述べる脚の沈み込みの違いが大きく座り心地に影響してくると思います。

脚の沈み込みが思ったほど大きくない

 以前使っていたチェアワン似のチェアは、接地点である足の先端に付いているゴムカバーがすぐに(1回使っただけで)破れたためか、砂地や土の地面だとすぐに脚が沈み込んでアンバランスになって座り心地が良くありませんでした。

 一方、ヘリノックスのチェアゼロ接地点の足の先端についているカバーが丈夫で壊れにくいです。そのため、砂地の地面でも脚の沈み込みが緩和されるため、以前使っていたチェアワン似のチェアよりも、座り心地が良いです。

 さらに別売のオプションにはなりますが、沈み込みを防ぐグラウンドシートやチェアボールフィートなども販売されているので、今後、脚の沈み込みが気になってくればこういったオプションを買うという手段もあるなと考えています。

今のところ壊れそうな感じはない

 一番荷重がかかるであろうフレームを受けるシートの部分も破れそうな兆候はなく、永く使っていけそうです。

まとめ

 ヘリノックスのチェアは高いですが、少なくともチェアゼロに関して言えば、いろいろと細かな点でユーザーフレンドリーであることに加えて、圧倒的な軽量性・コンパクト性があるので、値段相応の価値はあると思います。

 ただし、やはり高いので、最初は安価なチェアを購入して使ってみる方が良いと思います。

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