ニンジャテント と ニンジャタープ

バックパックキャンプ
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 パーゴワークスのニンジャタープとニンジャタープを組み合わせて使ってみました。結論的には、簡単・快適です。

参考にしたサイト

 ニンジャテントとニンジャタープを組み合わせて使うに際しては、「CAMPたかにぃ」さんの以下のサイトを参考にしました。

使用したもの

 今回、私が使用したもの(パーツ)は以下のとおりです。

・グラウンドシート (ニンジャテント )
・インナーテント(ニンジャテント )
・ポール(ニンジャテント)
・ペグ 5本(ニンジャテント )
・ガイライン 3本
・ニンジャタープ
・トレッキングポール 1組(2本)

 なんかゴチャゴチャと書きましたが、要は、ニンジャテントのフルセット(+トレッキングポール)からフライシートを引いてニンジャタープ(とガイライン1本)を足しただけの構成です。

 念のため、ニンジャテントのフライシートも持っては行ったのですが、結局使いませんでした。

 重量は、ニンジャテントのフライシートが400g(実測)、ニンジャタープ本体が395g(カタログスペック)なので、総重量はニンジャテントのフルセット(1600g)+トレッキングポール(約500g)とほぼ変わりません

 CAMPたかにぃさんは、二股パーツ(ローカスギアのDPTE。トレッキングポールを二股に接続するための道具。)を使っていましたが、私は持っていなかったので、とりあえずDPTEはなしで設営して使ってみて、どうしても必要そうであれば購入することにしました。結果的には、私としては、DPTEはなくとも十分快適に使えました。というより二股にしない方が快適なのではないかと感じました。

設営

背面部の設営

 背面部の設営については、CAMPたかにぃさんのサイトを参考にそのまま真似させていただきました。

  具体的には、以下のとおりです。

・テントの背面部2つの隅をペグで固定する。
・テントのループにタープのハトメを引っ掛ける。
・タープの背面部の辺の真ん中をガイラインで引っ張りペグで固定する。
・タープの背面部のテンションを調整してたるみをなくす。
・インナーテントのガイラインをタープのリング(辺の中心にある)に接続する。

 難しいことは1つもありません。超簡単です。

 注意点としては、タープのテンションのある辺が前後(左右ではない)に来るように配置することだけです。

 また、テントの背面部の2つの隅をペグで固定しておかないと、正面部においてタープをガイラインで引っ張ることができません(当然ですが。)。私は、背面部をペグで固定することを忘れていて、正面部でタープを固定したようとしたときに気づいて、あわてて背面部をペグで固定しました。

 なお、最初、私は、タープの背面部をガイラインで引っ張ることはしませんでした。それでも設営としては成り立つのですが、ガイラインで引っ張ると、
断然、格好が良い
空気の出入部分が大きくなる
インナーテントがかなり広くなる
タープの中心が左右にずれにくくなる
ので、タープの背面部をガイラインで引っ張ることをオススメします。

正面部の設営

 正面部の設営方法は、具体的には、以下のとおりです。

・タープの両端にガイライン(各1本)を接続してペグで固定する。
・トレッキングポールを立てる。
・ガイラインのテンションを調整する。

 正面部も難しいことは何もありません。

 私は、DPTE(二股パーツ)を持っていなかったので、CAMPたかにぃさんのサイトを参考にしつつ、自分なりに方法を少し改良しました。

 どのようにしたのかというと、上記の写真のとおり、私は、2本のトレッキングポールを左右に分けて別々に立てました。そうしたところ、タープ内部からの視野も広いし、出入りもしやすくて、非常に快適でした。ちなみに、トレッキングポールの長さは135cmです。

 タープの両端(ガイラインを接続している箇所)にトレッキングポールを立ててもみたのですが、そこまでトレッキングポール間の距離を離してしまうとタープがたるんでしまうので(私の設営方法が悪いだけかもしれませんが)、1つ内側のハトメにトレッキングポールを立てています。もちろん、さらにもう1つ内側に立てることも可能ですので、左右からの視線を遮断したい場合にはそれもありだと思います。

 なお、タープの中心線にあるマジックテープの1つが、計算されていたかのようにテントのポール(正面側)のところに来ます(少なくとも私の場合はそうなりました。)。留めたからどうなるというわけではないですが、タープのズレが気持ち少なくなると思います。

 ちなみに、夜、トレッキングポールにランタン(私の場合は、UCOのキャンドルランタン )を吊るして中の椅子に座っていると、いかにもキャンプという雰囲気を味わえます。

左右は特には何もせず

 左右は特には何もしていません。ガイラインで引っ張ってもいいかもしれないと思いましたが、あまりゴチャゴチャするもの嫌だったので、何もしませんでした。

ガイライン3本、ペグ5本の位置

 ガイラインとペグの位置をまとめておきますと、

・ガイラインは、背面部の真ん中に1つ、正面部の両端に各1つの合計3か所
・ペグは、背面部のガイライン固定1つ、背面部のテント固定2つ、正面部のガイライン固定2つの合計5か所

です。

雨が少し降ったが大丈夫

 夜寝ている間に少し雨が降ったようで、朝起きるとタープとインナーテントの剥き出しの部分に水滴がついていましたが、浸水などはなかったので、夏場はタープがあればフライシートは不要だと思います。

まとめ 

 私は初めてタープというものを使ったのですが、その私でさえ、ニンジャテントとニンジャタープの組み合わせは、なんの苦労もなく設営できました

 トレッキングポールさえ準備すれば設営できるのでとてもお手軽です。

 そして、非常に快適でした。

 重量はトレッキングポールまで含めても約2.1kgと軽い上に、圧縮すればコンパクトになるので徒歩や電車で行くバックパックキャンプには最適です(ちなみに、インナーテントとタープは畳まずに袋に突っ込んで収納しています。)。

 ニンジャテントとニンジャタープを2つとも揃えるのは金額的に若干ハードルが高い上に、今のところはニンジャテントが入手しにくいですが、もし、両方手に入れることができたなら、組み合わせて使ってみることをオススメします。

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