徒歩や電車で行くバックパックキャンプの場合は、荷物をできるだけ軽くコンパクトにしようとすると思いますが、せっかくキャンプに行くのだからやはり雰囲気を盛り上げる道具も欲しいところです。
そんな雰囲気を盛り上げる道具といえば、まず頭に浮かぶのはオイルランタンです。LEDランタンにはない暖かな灯り、良さそうですよね。
自分もキャンプで使ってみたいけど液体燃料はちょっと・・・、と思うのなら、キャンドルランタンはいかがでしょうか。
名前のとおり、キャンドル(ろうそく)を使ったランタンです。有名どころは、UCOのキャンドルランタン。
UCOのキャンドルランタン
UCO キャンドルランタン
【使用時サイズ】16.5×φ5cm
【収納時サイズ】10.6×φ5cm
【材質】アルミ、ガラス
【重量】180g
【カラー】レッド、グリーン、イエロー、アルミ
UCO キャンドルランタン[ブラス]
【サイズ】アルミ製のキャンドルランタンと同じ
【材質】ブラス(真鍮)、ガラス
【重量】250g
雰囲気のための道具なので、私は真鍮のキャンドルランタン [ブラス]を購入しました。
とてもコンパクトで、ザック(バックパック)でも場所をとりません。
キャンドル1本で9時間ほど燃焼しますので、1泊ならば1本で十分です。
スペアのキャンドルは2種類あり、普通の白いキャンドルと虫除け効果がある(らしい)青いキャンドルがあります。本当に効果があるかどうかは不明ですが、虫除け対策の一環としてはありでしょう。
スペアキャンドルは3本セットで販売されており、値段は700円くらいで少し高めです。
キャンドル(ろうそく)は燃えて短くなるに従って、ランタン内部のスプリング(バネ)で上に押し上げられるので、灯火の位置は常に変わりません。ランタン背部の窓からキャンドル(ろうそく)の長さがわかるようになっています。
キャンドルランタンの使用感
雰囲気は思ったとおり
揺らめくほのかな灯りがいい雰囲気です。夜、キャンドルランタンをそばに置いて、夜風に吹かれながら、ぼーっとしたり、音楽やラジオを(イヤホンで)聞いたり、癒されます。
「照明」としては暗いので、別途LEDランタンは持って行くべきですが、個人的にはテントの中でスマホを見るのにはちょうど良い明るさだと思います。
また、キャンドル(ろうそく)の熱で本体は熱くなっていますので、不用意に素手で触れるのは注意です。
掃除が大変
使った後は、ロウがガラスや本体にこびりつくので掃除が大変です。
キッチンペーパーなどで拭いてロウを取るようにしていますが、拭いただけでは固まったロウが取れないこともあります。そんなときは、ロウをライターで炙って溶かして拭き取っていますが(熱くなるので手袋は必須です。)、どうしても取りにくい部分はそのまま放置しています。
なお、掃除の手間がかかるからか、スペアキャンドルが手に入れにくからか(最近はアマゾンで買えますが)、はたまたスペアキャンドルが高いからか、このキャンドルランタンをオイルランタンに改造している人もいるようです(サードパーティ製のキットもあるようです。)。
まとめ
定番のキャンプ道具かもしれませんが、バックパックキャンプにおいて雰囲気を演出する道具の選択肢の1つとして、キャンドルランタンを挙げてみました。
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