長瀞オートキャンプ場とは
長瀞オートキャンプ場は、埼玉県秩父郡長瀞町にあるキャンプ場で、景勝地である長瀞の近く、荒川沿いにあります。
オートキャンプ場という名前のとおりに、自動車で来る人に便利な作りになってはいますが、徒歩キャンプ・バックパックキャンプでも十分楽しめるキャンプ場です。
徒歩・電車によるアクセス
都内から行く場合、いくつかの行き方がありますが、私は、特急に乗って旅行気分を味わいたかったため、池袋から西武線のレッドアロー号に乗って行きました。その場合の行き方の概略は以下のとおりで、交通費は片道で2,006円です。
池袋駅 => 西武秩父駅:特急レッドアロー号(西武池袋線) 約1時間20分 1,496円(運賃786円、特急券710円)
西武秩父駅 => 御花畑駅 :徒歩 約10分
御花畑駅 => 野上駅 :電車(秩父鉄道) 約25分 510円
野上駅 => キャンプ場:徒歩 約20分
西武池袋線は、途中の飯能駅(時間的に池袋駅と西武秩父駅の中間あたり)で、スイッチバックするため、進行方向が反対になる(座席の向きを変える方が多いようです。)ので一応留意しておきましょう。
また、御花畑駅から乗車する秩父鉄道は本数が少なく、30分に1本程度なので、スケジュールは余裕を持って組みましょう。
キャンプ場の最寄駅は野上駅ですが、1つ前の長瀞駅からでも距離はあまり変わりません。ただし、野上駅から向かう場合には途中でスーパー(フジマート長瀞店。結構大きい店舗です。)に寄ることができますので、野上駅から向かうのがオススメです。
キャンプ場の予約
キャンプ場の予約は、公式サイトからネットで行います。利用料金は日によって違いますが、ソロであれば一番安い時・キャンプサイトで1,100円(別途、施設利用料として600円)です。ソロの場合、ネット上は空いてなくても電話で問い合せすれば、空いていることもあります。
キャンプサイトは、青空サイト、ビューサイト、ハンモックサイトなどいろいろなサイトがあります。詳細は公式サイトでご確認ください。私は青空サイトを利用させていただきました。
あと、テントは原則1張のみなど、種々注意事項がありますので、公式サイトを見て確認しておきましょう。
キャンプ場
きれいで快適
職員の方の対応も丁寧ですし、施設も清潔できれいです。
施設にはシャワールームもあります。シャワールームの利用料は事前に支払っている施設利用料に含まれていますので、別途の料金はかかりません。
売店には、薪や炭、お酒などいろいろなものが売っています。また、売店でお願いすれば、スマホなどの充電もしてくれます。
直火は禁止なので、焚き火をする場合には、焚き火台と焚き火台シートを持って行きましょう。
いろいろな制限事項があるためか、大騒ぎする人もおらず、静かに過ごせました。
西陽が気になる
キャンプ場は南北に流れる荒川沿いの東側にあるので、キャンプサイトは概ね川の方向である西向きが正面になるように作られています(東側が高台で、西側が低い川)。そのため、テント等の設営の向きによってはタープによる日除けがほとんど無意味となって暑いという事態にもなり得ます。また、撤収時間となる午前中はサイトによっては日が当たりにくくテントなどを乾かしにくい場合もあります。
なお、私が行ったのは10月初頭でしたが、昼間の気温は25度を超えて暑く、夕方日が落ちると10度前後になって寒いという気候でした(さらに川のそばにあるためか夜の湿度が99%と高く、タープがけっこう結露しました。)。
ただ、これらの地理的な点も踏まえて楽しむのがキャンプの醍醐味であるとも思います。
終わりに
長瀞オートキャンプ場は、スーパーも徒歩圏内にあり、徒歩キャンプ・バックパックキャンプでも楽しめます。また、経路途中の西武秩父駅には「祭の湯」という日帰り温泉もありますので、キャンプ後に温泉で汗を流すこともできます。
静かに過ごせる落ち着いたキャンプ場でリピートしたいキャンプ場でした。
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